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インプラント治療の難しさ
インプラント治療は顎の骨に人工物を植立する方法ですがオステオインテグレートはしますが歯根膜がありませんですから体外にあるもので感染に脆弱です。
毎日の手入れがとても大切ですし生活習慣病の予防も大切です。
では歯科医学的な観点から歯科医師は口腔外科、歯周外科、補綴、機能解剖学これ等の知識が豊富でないと
難しい治療になります。一人の歯科医師でこれらの知識カバーできる先生は限られますね。
私の専門の補綴だけでも遺伝的な顎の対位関係、クラスⅠ、Ⅱ、Ⅲではちがいます。
難しい場合は位置的に斜めになりベクトルが垂直方向にかからず下部構造の経年的に骨吸収が起こる場合が出ます。
そして上部構造の強度が強いと対合歯が破壊されます。歯根膜がないので力のコントロールができにくいのです。
またご高齢になるそうですね50台からは成人病のリスク、特に骨の病気、痴呆、糖尿病、などはインプラントそのものが災いになることが多いのです。
その状態は介護になられた場合が大変と思います。
これは現場の取材していないので明確には言えませんがーー。
いずれにしてもご自分の財力があり、現在の快適さを追求する方はいいかもしれません。
しかし私は総入れ歯の専門で長く治療した歯科医師としてオールオン4あるいは6は勧めません。
日本人の顎骨は欧米人顎骨と違うからです。特に上顎の海綿骨は言えます。
建物全体14本の歯をロングスパンで4あるいは6本で支える構造力学的に無理があります。
そして手入れが大変、決して見た目もよくない場合が多いです。嫌になって除去のリスクが大変
なことも理解しましょう!!、当然私は現在入れ歯での補綴です。食べた外して清掃できる最高!!
これは私のたわごとかな?
2025/04/03